沖縄県内初のマルチヘリカルCT導入

(23)左胃静脈-左肝静脈シャントにおけるCT検査の活用

今回来院した1歳8ヶ月の猫ちゃんは生後8ヶ月の時から痙攣発作に苦しんでいました。

血液検査でアンモニアと総胆汁酸の数値が高かった為、門脈後大静脈シャントを疑いCT検査を行いました。

CT検査の結果は左胃静脈-左肝静脈シャントでした。

手術中シャント血管をクリップで遮断し門脈造影を実施
シャント血管にACを装着(門脈圧:AC装着前7mmHg→装着後14mmHg)
最後に肝臓生検を行い、手術終了