耳の中の腫瘍は、外から見ても分かりづらく、早期発見をしにくい腫瘍です。
動物たちも初期症状を出さないことも多いので、定期検診で、耳の中を見たり、触診をしたりすることが重要です。
今回来院した、スコティッシュフォールドの可愛い耳の中には大きな腫瘍がありました。
血液検査、レントゲン検査、超音波検査をしてもはっきりしませんでした
CT検査と病理検査(tru-cut生検)を行うことで、治療の方向性が決まりました。
<<CT画像>>
<tru-cut生検>
飼い主様は悩んだ結果、手術を選択しました。
手術は、他院の先生を交えて色々な方の協力で無事成功しました。
<手術後>
片耳を失うことになりましたが、快適な生活を送っています。