
当院で診察する動物で一番多いのは犬、その次は猫、その次はウサギになります。
ウサギは保育園や小学校でも飼育され、飼い易いイメージがありますが、実は色々な病気をするので注意して飼いましょう。
ウサギは自然界において肉食獣に襲われる危険性が常にある為、警戒心が強く、病気などの弱い所を隠す習性を持っています。
人間に飼われるようになった今でもその習性は残り、飼い主が病気を発見できない為、重症になってから病院に来院するケースも少なくありません。
飼い主はウサギがどんな病気が多いかを知って、病気のサインを見逃さないようにしましょう。
ウサギに多い病気、第1位は食欲不振です。原因は自らの毛を食べる毛球症、異物摂取、ストレス、内臓疾患などがあります。食欲不振になると食事や便の量が普段より少なくなるので見逃さないようにしましょう。
第2位は歯の病気です。ウサギは歯並びが悪くなると食欲がなくなります。歯の病気になると歯ぎしりやヨダレが多くなるので注意して観察しましょう。
第3位は子宮の病気です。避妊手術を受けていない雌ウサギのほとんどが子宮の病気になるといわれています。雌ウサギに血尿が見られたら、この病気が疑われます。繁殖を望まない雌ウサギは早めに避妊手術を受けましょう。
その他、心臓病、腎臓病、神経病、眼病、骨折、癌など様々な病気があります。何か異常があれば、早めに動物病院に相談してください。
<写真は歯並びが悪いウサギの口腔内視鏡写真>
「かふう」2013年8月2日掲載