NANSEI ANIMAL HOSPITAL

なんせい動物病院・動物CTセンター

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内視鏡コラム

(1)内視鏡の役割

<内視鏡の役割>
内視鏡の役割を紹介します。

① 異物の回収
ワンちゃん・ネコちゃんは、思いのほかごはん以外の異物(プラスチック、ゴム製品、衣類、果実の種、ボールなど)を飲み込みます。通常は吐かせて異物を回収しますが、吐かせるのが危険な物(カミソリ、竹串、針など)は、手術によって胃から直接異物を回収していました。しかし内視鏡を用いることで、お腹と胃を切らずにカメラをみながら異物をつまんで体外に出すことが可能になりました。

② 嘔吐・下痢の診断
ワンちゃん・ネコちゃんの嘔吐・下痢の診断をする時、検便、X線検査、血液検査、エコー検査、消化酵素検査、バリウム検査などを通常行います。これらの検査で原因が分からない時は、内視鏡を用いることで、開腹手術をすることなく食道・胃・十二指腸あるいは肛門から結腸を観察しることが可能になりました。更に、疑わし病変があれば、そこの粘膜を採取し、病理検査することもできます。

③ 胃チューブの設置
ワンちゃん・ネコちゃんの重度の消化器疾患において、胃チューブを設置することがあります。内視鏡を用いることで胃チューブの設置をスムーズに行うことが可能です。

<内視鏡で胃チューブを設置した様子>

<胃チューブを設置した外観>