(39)トゲオアガマの腸閉塞
砂漠に生息するトゲオアガマは植物の葉、花、果物などを食べています。
トゲオアガマを飼育するうえで、知ってほしい病気は、代謝性骨疾患、腸閉塞、膀胱結石などです。
代謝性骨疾患(くる病)は紫外線照射不足で起こります。腸閉塞は床材の土を食べることなどによって起こります。膀胱結石は水分不足や食事の問題で起こると考えられています。
今回来院したトゲオアガマは腸閉塞を起こしていました。
やはり床材の土を食べていたようです。飼育環境に工夫が必要です。
術後は順調に回復してくれたので一安心です。