NANSEI ANIMAL HOSPITAL

なんせい動物病院・動物CTセンター

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コラム

(20)ミニブタの低血糖

ペットでミニブタを飼うことは首都圏以外でもめずらしいことではなくなってきました。

当院でもミニブタのカルテが徐々に増えてきました。一方、飼育に対する知識不足が原因で起こる病気もまだまだ多いと思われますので、飼育する前には十分な知識を持つことを心がけましょう。

特にミニブタのご飯はペットショップの売り場に売っていないことも多いため、独自の方法でフードを配合する場合は栄養学的な知識が必要となります。最近ではミニブタの飼育書もありますので参考にしてください。栄養バランスが偏ると、太り過ぎになったり、やせ過ぎになってしまうことがあります。

今回は食事による問題で低血糖を起こしてしまったミニブタの症例を紹介します。

以前からこのミニブタは足を引きずるなど四肢の疾患に悩まされていました。飼い主さんは食事制限をすることで、足の負担を減らそうとしました。しかし、食事制限が過度になり、意識のない状態で病院に運ばれてしまいました。

血液検査の結果、重度の低血糖を起こしていることが分かりました。血管点滴を行うため緊急入院です。十分に糖液を補い脱水を補正した結果、徐々に意識が回復し、自力で歩行しご飯を食べるようになりました。