今回は鳥の感染症のお話です。
「声がおかしい」という主訴でやってきたのは6歳のオオハナインコでした。飼い主はその子の鳴き真似がとても上手で、いつもとは違うただならぬ事が起こっていることがよく分かりました。
さっそく診察をしました
もしかすると・・・と思い遺伝子検査を行いました。血液、糞便、口腔内粘膜のサンプルを採取して検査センターへ
するとアスペルギルスとマイコプラズマに感染していました。
ようやく診断がついた患者に治療薬を飲ませて1週間後・・・飼い主から元の声に戻って調子が良いという連絡を受けました。
今日は定期検診の日です。病院にも慣れ大人しく診察を受けてくれます。