NANSEI ANIMAL HOSPITAL

なんせい動物病院・動物CTセンター

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コラム

(6)猫の便秘症

猫ちゃんが便秘症になてってしまうと、硬い便をきばるだけでなく、食欲不振、嘔吐、脱水などが起こり生活の質が著しく低下します。

原因は様々あり、体質、食事の問題、神経疾患、骨盤骨折による狭窄、腫瘍による大腸・肛門の狭窄、代謝疾患、内分泌疾患、巨大結腸症、特発性などがあげられます。

治療は原因を特定して原因治療を行うことが一番ですが、特定の原因が分からず定期的に便をかき出したり、下剤を内服したり、繊維質の多い処方食を与えたり一生涯の治療が必要になるケースも少なくありません。

今回の症例は、以前地域猫だった子が便秘で食欲不振になっているとのことで来院しました。

レントゲン検査では、以前起こった骨盤骨折が原因となり骨盤狭窄が起きて便秘症になっていることが分かりました。

結腸にはたくさんの便が溜まっていました。

最初に内科治療を行いましたが、重度の骨盤狭窄ため思うように便が出てくれませんでした。

次に外科手術により骨盤狭窄を整復することにしました。

手術後は、便の出がスムーズになり、結腸に溜まっていた便もなくなりました。