今回は当院の眼科診察を紹介します。
当院は眼科の一般診療を行います。特殊な機材が必要な症例および手術に関しては他院と連携をとって診察します。
まず、動物病院に来院する眼科症例の多くは、眼がしょぼしょぼしている、眼やにが出ている、充血している、よく物にぶつかるなどです。しかし、その原因は様々で、角膜の異常、結膜の異常、眼瞼の異常、ぶどう膜の異常、水晶体の異常、眼球の異常、網膜・視神経の異常などが考えられます。それらの原因を調べる為に、眼科検査を行います。
①神経検査
(威嚇反射、対光反射、眩目反射、角膜反射などを観察します)
②角膜検査
(特殊な染色液で角膜の傷などを確認します)
③スリットランプ検査
(角膜や水晶体を観察します)
④眼底検査
(網膜や視神経を確認します)
⑤流涙量検査
(涙の量を測定します)
⑥眼圧検査
(専用機材で眼圧を測定します)
⑦超音波検査
(網膜や眼球後部を観察します)